退職後の転職活動 デメリット1位は?

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今回は、ビズヒッツ(三重県鈴鹿市)が発表した「仕事を辞めてからの転職活動に関する調査」の結果についてです。

全ての結果は以下から閲覧可能です。

https://bizhits.co.jp/media/archives/24212

調査は202112月に行われたもので、仕事を辞めてから転職活動をした経験がある男女500人(男性:193人、女性:307人)を対象にしています。

調査は、仕事を辞めてから転職活動をするメリット、デメリットについて経験者に聞いています。

転職活動のタイミングで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

メリットの1位は、時間のゆとり

仕事を辞めた後に転職活動をするメリットの第1位は「十分な時間がとれる」でした。

「時間にゆとりが生まれ、転職活動に専念できる」(転職時32歳、男性)

「どこの会社がよいか考える時間が十分にある」(転職時49歳 女性)

などといった回答がありました。

そしてメリットの第2位は「スケジュール調整しやすい」でした。

回答者からは、

「拘束時間がないので面接などの約束をしやすい」(転職時23歳 女性)

「時間の融通がきくので、先方の日程に合わせやすい」(転職時32歳 女性)

とった声がありました。

そのあと、3位「リフレッシュ・リセットできる」、4位「即日勤務が可能」、同率4位「自分を見つめなおせる」と続いています。

デメリットは金銭的問題

では、仕事を辞めた後に転職活動をするデメリットはなんでしょうか。

1位は「収入が減る・なくなる」でした。

「貯金が十分ある人以外は、生活費に対する不安は拭えないと思います。失業保険が出るとはいえ、厳しい生活を強いられました」(転職時29歳 女性)という回答も。

退職してから就職活動をする場合は、普段の生活費に加え、面接への移動費など転職活動にかかる費用についてもしっかりと考えておく必要がありますね。

そして2位は、「焦り・不安が大きい」です。

「辞めて数週間経った頃から、急に焦る気持ちになる。とにかく早く次の仕事を見つけなければ、と冷静さを失う」(転職時25歳 女性)

「就職活動が長期化すると、精神的・経済的に負担が増える」(転職時44歳 男性)

といった回答が出ています。

3位は「妥協してしまう」、4位は「転職活動で不利になる」、5位は「年金・保険の手続きが面倒」と続いています。

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まとめ デメリットを知って計画的な転職活動を

仕事を辞めた後に転職活動を行う最大のメリットは、やはり「時間」のようです。企業の都合に合わせて面接や訪問の日程が決められるため、転職活動をスムーズに進められますね。

そして「時間」に加え、「心」のゆとりもメリットの上位に入っています。気持ちを新たに転職活動ができる、というのは良いですよね。

デメリットでは、金銭的な問題が1位でした。これはある程度想定ができる問題ですが、仕事が決まるまでの時間は明確ではありません。時間がかかればかかるほど、メリットのだったはずの「時間」「心」の問題が負担になってくるようです。

計画を持って退職、転職活動をするのであれば、メリットを十分に生かせそうです。しかし、突発的に仕事を辞めてしまい、その後転職活動を行うとなると、さまざまなデメリットが足かせになりそうです。

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