【40代前半で迷っている人必見】転職する人の特徴をデータで見る

転職する人の特徴をデータで見る

こんにちは、天然パーマです。

現在の状況に不満を持ち、あるいは将来に対して不安を持って、転職を考えている人も多いのではないでしょうか。

「結局は自分の問題、自分と他人とでは環境が違うんだ!」とはいえ、すでに転職した人たちの情報は気になるもの。正しく転職を知ることで、後悔のない選択をしたいものです。

今回は厚生労働省が発表している令和2年転職者実態調査から、気になる数字を一緒に見ていきましょう。ここでは、私と同じ、40代前半の人の動向を中心に見ていきたいと思います。

やはり気になるのは、「他の人はどんな理由で仕事を変えているか」です。

調査によると、40代前半では「労働条件(賃金以外)がよくなかった」が1位となっています。

そして、転職して良かったのかどうか。

結果は半数上の人が「満足」と答えています。

 

転職を決めた理由は

先に紹介した通り、40代前半の人の転職理由は、「労働条件(賃金以外)がよくなかった」で、同じく1位に「満足のいく仕事内容でなかったから」が並んでいます。

これは、契約期間の終了や、会社の倒産などを除いた「自己都合」で転職した人への調査結果です。

私的には結構以外で、「お金」が一番ではなかったのですね。

賃金の低さは、会社の将来性や人間関係よりも下位になっています。

20代では賃金の問題はかなり上位に来ているのを見ると、やはり歳をとるにつれ、人生観や求めるものに変化が出るのでしょうか。

自分に置き換えると、同じ40代前半として、ただ漫然と働くのではなく、労働条件が自分にとって適切か、満足のいく仕事ができているか、とあらためて考え直してみてもいいですね。

 

新たな職場(転職先)を選んだ理由は

40代前半が新たな勤め先を選んだ一番の理由としては・・・

1位:自分の技能・能力が活かせるから

2位:仕事の内容・職種に満足がいくから

3位:労働条件(賃金以外)がよいから

となっています。

離職の理由の順位と完全に一致するわけではないですが、やりがいや満足感が上位に来ていますね。

 

転職にかけた時間は

転職した人たちは、どれくらいの準備を経て実行しているのでしょうか。

40代前半が「転職活動を始めてから直前の勤め先を離職するまでの期間」をみると、

1位:1ヶ月以上3ヶ月未満

2位:転職活動期間なし

3位:1ヶ月未満

です。

転職すると決めてから会社を辞めるまでの期間はかなり短いですね。

一方で、前の勤め先を辞めてから、次の勤め先に就職するまでの期間をみると、

1位:1ヶ月未満

2位:離職期間なし

3位:1ヶ月以上2ヶ月未満

となっています。

多くの人が早いタイミングで次の職場に入っていますが、「10ヶ月以上」の人が4%近くいることを見ると、「転職活動をせずに職場を辞める」リスクも少なからず感じてしまいます。

 

転職活動の方法は

転職の準備活動をした40代前半の人はどんな準備をしたのでしょうか。

1位:産業・職業に関する情報等の取集をした

2位:資格、知識等を取得するため学校等に通った

3位:新しい会社で役立つ資格・免許を取得した

です。

情報とスキル、ですね。

この辺は専門のサイトやスクールの力を借りるのが一番よさそうです。

 

結局、転職してどうだったの

で、結局どうなの? って話ですが。

転職して良かったのか悪かったのか。

この調査は年代別では結果が出ていないのですが、

職業生活全体という項目をみると、

53.4%が満足、11.4%が不満足となっています。

「どちらでもない」という人がいるので合計しても100%にはならないです・・・

私的に注目したいのが「賃金」について、

満足が46.6%、不満足が27.1%。

「満足−不満足」の数値はそれほど大きくありませんが、それでも転職の結果、収入の面でも満足感を得ている人が多いことがわかります。

 

まとめ

さて、今回の調査を見た感想ですが、

40代前半はやりがいや満足感を重視(バリバリ働く期間も後半戦に入るため)

転職はやりがいだけでなく、金銭面でも有利に働く可能性が大きい

転職の準備はしたほうが良い(準備や調査だけならリスクが少ない)

といった感じでしょうか。

今回の調査結果が、転職を考えている人の気落ちや考えの整理に役立てばいいですね。

以上、天然パーマでした。

【参考】令和2年転職者実態調査の概況(厚生労働省)

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