日々の生活のあらゆる場面でストレスは私たちに襲いかかってきます。ストレスを全く感じない強いメンタルを鍛えられればよいのですが、そう簡単にはいきません。というか、無理ですよね。となると、ストレスとは上手く付き合い、上手に解消する方法を意識的に身につけていくことが肝心です。
自分にあったストレス解消はどういった形でしょう。一緒に見ていきましょう。
目次
想像以上に溜まる職場でのストレス
趣味の場とは違って、職場は気の合う仲間と一緒に、というわけにはいきません。慣れない仕事、苦手な作業に取り組む苦痛。仕事を覚えない後輩、理不尽な上司といった人間関係。取引先の無理難題。残業続きで全く自分の時間がない毎日。
社会人になると、想像以上のストレスと付き合わなければなりません。
ストレスを抱えやすい人はこんな人
他人の目を気にしすぎる人
自分が人にどう見られているか常に気なる人。変に思われたくないために自己主張が上手くできない、したくない人は結構いますよね。本音を吐き出すのが得意でないためストレスを抱えやすいです。そのため、不安、不満、怒りといった負の感情をためやすいといわれています。
負けず嫌い
他の人に前に負けないために、スピーディーに性格に仕事をこなす人。この「負けたくない」という気持ちが、自分と他人とを比較する気持ちを強くさせます。人は完璧ではなく、あらゆるタイプの人間が集まった職場。自分よより優れている点というのは、他の人はたくさん持っているものです。それを気にしていたのでは、ストレスは溜まる一方。高い評価を得るためにも自分の仕事に手中することが大切ですね。
せっかち
仕事が速い人に見られがち。自分のペースと人のペースが合わないことにイライラしてしまいます。周囲の能力やキャラクターを把握し、余裕を持ったスケジュールと気持ちで仕事に取り組みたいですね。
紹介した３つの特徴に、すべて人が振り分けられるわけではありません。多くの人が少しずつ３つの特徴をそれぞれ持っていますよね。自分はどの部分のストレスが強いのか。ちょっと立ち止まって自己分析してみるだけでも、問題解決に近づけるかもしれません。
おすすめのストレス解消法
睡眠
しっかり寝て、体だけではなく脳も休ませてあげることが大切です。脳が疲れたままだと、体の機能を調整する自律神経などのバランスも崩れてしまうことに。
人によって差はありますが、必要な睡眠時間は6〜８時間だと言われています。
体を動かす
運動をすると、脳内ホルモン「エンドルフィン」が分泌され、満足感や幸福感が高まると言われています。ジムに通ったりジョギングを始めたり、といったように生活そのものを変えなくても、通勤時に少し歩幅を広く早足で、とか、近場のコンビニは散歩がてら歩いて、などといった普段の生活に運動を取り入れる形でも良いですよね。日光を浴びるだけでも体や脳に良い影響を与えてくれます。
甘いものを食べる
体の機能に影響を与えるだけでなく、時間を作って美味しいものを食べることで幸福感を得て気持ちのゆとりもできます。特に甘いものがよいようです。ブドウ糖は集中力や判断力の低下してしまった際に効果的だと言われています。
旅行に出かける
日常から離れる作業ですね。普段行かない場所で、普段体験しないことを経験する。非日常の空間で、心も体もリフレッシュさせてくれます。
趣味に没頭する
旅行と同様に、仕事のことを忘れる時間を作ることです。旅行より手軽かもしれません。ゲームや読書、音楽鑑賞、スポーツなど、仕事のことは全く考えず好きなことに没頭することで、オフの時間をしっかり作ります。
職場で少しずつ実践
私自身実践した職場でのストレス解消や、実際に同僚がやっていたストレス回避方法をご紹介します。
深呼吸する
それだけ？と思われるかもしれませんが、これだけで変化はあります。イラッとした時、思わぬ理不尽に戸惑った時、大きくゆっくり深呼吸。何度か繰り返すことで気持ちの整理をして、冷静な判断ができるようになります。
作業スペースを整理する
ストレスが溜まり、心が不安定になると、なぜか自分の仕事スペースが書類などで散らかっていきます。逆に散らかった環境が、イライラを増長させることも。デスク周りを整理して、落ち着いた環境を作ることをお勧めします。
トイレに行く
ストレスを与えてくる環境から一旦離れる作業です。旅行などと違ってかなりの近場ですが、ストレスの環境から離れてリフレッシュを図ります。
まとめ 職場のストレス解消 環境ごと一気に変える転職も視野に
どんな職場でもストレスを与えてくる要因はたくさんあります。上手く付き合いながら、それを解消する自分なりの方法を実践する。オンの自分とオフの自分をうまく作れると充実した毎日が送れるようになります。
ただ、自分の中で整理しきれない、周囲の環境が悪すぎる、といったどうしようもない状況もあります。環境ごとごっそりかえてしまう「転職」という選択肢もストレスを抜本的に解決する大きな一手です。
