【40代必見】転職エージェントの面談 どんな準備が必要?

転職エージェントを初めて使う人は、エージェントに所属するアドバイザーとの面談に不安があると思います。入社選考に関わる企業の面接の前に、面談があるなんて、と思う人もいるでしょう。

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転職エージェントで行われる面談とはどんなものなのでしょうか。ここでは、転職エージェントで行われる面談の一般的な流れを見ていきます。基本的な部分を知って不安を減らし、上手に転職活動を進めましょう。

(※面談に関するルールや対応などは転職エージェントによって異なる場合があります)

転職エージェント 面談の流れ

転職エージェントへの登録を済ませた後、まずはエージェントで担当してくれるアドバイザーとの面談を行うことになります。就職ための面接ではなく、就職活動をうまく進めるための面談ですね。

事前にはどんな準備を?

面談は担当者に、自分の経歴や今後への思いを知ってもらうための時間です。限られた時間でしっかりと認識を共有できるよう、事前に必要事項を伝えておくとスムーズに面談ができます。

履歴書や職務経歴書は事前に送る

担当者との面談の際に一から自分の経歴を説明していたのでは、時間が無駄になってしまいます。事前に履歴書、職務経歴書を送っておくことで、担当者が基本的な情報を持った状態で質疑応答がスタートできます。

また、併せて今後の希望なども事前に伝えておくと面談がスムーズです。どんな職種に転職したいか、どれくらいの待遇を望んでいるか、勤務地はどの辺りか、などです。

事前にある程度希望が把握できると、面談の際に求人情報を準備しておいてもらえることもあります。最初から具体的な作戦が立てられるので、面談の質が上がります。

当日はどんな準備を?

当日に持っていくものは、基本的には記入済みの履歴書、職務経歴書、筆記用具(ペンとメモ帳など)です。あとは書類などを持ち帰る場合があるのでカバンがあれば良いでしょう。

面談ではどんな服装を?

面談時の服装に決まりはなく自由です。スーツが無難ですが、すべての職種でスーツを着るわけではありません。現職の仕事の合間や仕事後に面談を行う場合は、そのままの格好で会場に来る人も多いようです。

ただ、気をつけたいのが、エージェント担当者にどんな印象を与えるか、ということです。面談は採用選考とは関係ないのですが、これから一緒に転職活動を行う担当者との信頼関係を考えると、やはり清潔感のある格好の方が良いですよね。

面談の場所はどこ?

転職エージェントの社内の面談スペースや打ち合わせスペースを使う場合が多いようです。場所や時間の都合でエージェントのオフィスに行けない場合は、担当者と場所を調整してファミリーレストランやカフェで面談を行う場合もあります。

また、直接会うことが難しい場合は、電話を使った面談やオンラインで話しをすることもあります。

面談はどれくらいの時間がかかる?

エージェントによりますが、一般的に1〜2時間程度です。自分のキャリアの整理や今後の希望が明確で、話がスムーズに進めば短くて済みますが、担当者と一緒に経歴を整理するところから始めると時間がかかります。面談前に担当者に送れる資料や情報がないか、事前に確認しておくと良いでしょう。

お互いに時間の都合があると思いますので、何時くらいまで大丈夫か、ということも事前に決めておくと安心です。場合によっては、2回に分けて面談を行うこともあります。

面談の2回目を行うか、その後のサポートは電話やメールなどで行うかは、状況やエージェントによって異なってきます。

面談で伝えるポイント

これまでの経験で、入学、入社に関わる面接を受けたことがある人は多いでしょう。しかし、「転職を手伝ってくれる人との面談」という特殊な状況はなかなかありません。どんなスタンスで、どんなことを話せば良いのでしょうか。

本音が大切

面談では、担当してくれるアドバイザーに素直に本音を話すことが大切です。

面談は選考の場ではありませんので、格好良く自分を取り繕う必要はありません。格好をつけると、正確な気持ちや状況が伝わらないので、転職活動を一緒に進めるにあたってむしろ逆効果です。

どうして今の職場を離れたいのか。離れた後はどんな職場やキャリアを望んでいるのか。アドバイザーは求人企業の社風や職場の雰囲気を把握していることも多い為、現在の正直な気持ちを知ることで的確なアドバイスが可能になります。

今の職場の人間関係がうまくいっていない、なんてなんか言いにくいな
それも重要な情報です。本心を知ることで的確な転職先を吟味できるんです

じゃあ、今の不満はどんどん伝えようか…
何の為に伝えるかもしっかり考えよう。転職を成功させる為の情報が欲しいのであって、あなたの愚痴を聞くための場ではないですからね。短い時間で的確に問題点を伝えましょう

面談後は履歴書、職務経歴書の書き方、面接対策などの助言も受けます。書類選考や面接の際に嘘なく、かつポジティブなPRをするためにも現状の把握が大切なのです。

まとめ 正確な情報共有と信頼関係の構築を

転職エージェントでの面談は、求職者の正確な情報を得て、転職に向けて的確な戦略を練る場です。

また、情報を共有するだけでなく、求職者の人柄を知る場でもあります。どんなスタンスで転職をするのか、どれくらい本気なのか。

転職エージェントは企業に適切な人材を紹介して成り立つビジネスです。担当者も人間。「この人はあまり本気で取り組まないな」「不満しか言わないな」などとネガティブな印象を持ってしまうと、本来うまくいくはずの転職活動もうまくいきません。

同じ目標に向かっていくパートナーとして、正確な情報を共有し、短い時間の中で信頼関係を構築することが大切なのです。

 

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